説教:魂の牧者イエス』 (たけ)(いし)(てる)(まさ)牧師

聖書:ヨハネによる福音書10:1〜6

 

主イエスはご自身を「門から入る者が羊飼いである」とお示しになりました。

キリストが「羊の門である」ので、今やキリストのからだである教会が羊の囲いの門であります。教会を通って「羊の囲い」に入り、羊飼いの声を聞くのです。

私たちの魂は、あの使徒ペトロでさえ主を3度も否むほどに極めて弱く罪を犯しやすいものです。ペトロをはじめ自分の罪に悩み苦しむすべての人のために、キリストは十字架の死によって罪を担ってくださいました。

十字架による救いを受けて信仰を告白し、洗礼の恵みにあずかった者であってもこの世においては旅人であり仮住まいの身です。「羊の囲い」教会において牧者が語る主の言葉に聞き従う羊を、魂の羊飼いイエスがやがてこの日に一人ひとりの名を呼んで連れ出してくださいます。